習い事・お稽古では子どものフォロー体制を確認

おはようございます☀

幼児教育と理科教育の編集ライター
岡田亜紀子です。


子どもの習い事・お稽古を始めるきっかけは、

親がやらせたいことだったり、

子ども自らがやりたいと言ってきたことだったりします。


いずれにせよ、親も子も

「やってみよう😃」

と気分を高めてスタートするわけですが、それがどのくらい続くかは未定です。


一度、やり始めた習い事・お稽古を
なるべく長く続けるには、
どのような視点で見ればいいでしょうか?


(1)先生が大好き❤️


これは、もう、ぜったいですね。

大きくなって、「多少嫌いな先生でもきちんと教えてくれるんだよね」ということがわかってくればいいのですが、それはまだ先…


大好きな先生に会いたい。


大好きな先生とおしゃべりしたい。


習い事の内容も大切ですが、それよりも、子どもにとっては先生との相性が重要です。


また、子どもが先生のことを大好きになるには、親の関わり方も重要です。


母親が悪く言う人は、子どもも嫌いになります。
母親が大好きと言えば、子どももその人のことが大好きになります。


子どもが先生に対して可もなく不可もなく…な反応を示していたら、

「ママ、◯◯先生、大好きよ❤️
来週も会うのが楽しみだなぁ」

と言ってみましょう!



(2)友達がいるかどうか
 

幼稚園や保育園など、日常登園している友達と一緒に習い事に通えればいいですが、そうでなくても、
習い事のクラスに友達ができると、長続きはしやすくなります。

子どものモチベーションが下がったとき、
「◯◯くんと、今日、◻︎◻︎の話をするんでしょう?」

「◯◯ちゃん、今日、来てるかな?」

と言えますよね。


習い事では、大抵、母子分離は満2歳から始まります。

それまでは親子で参加することが多いので、そこは親が一役買って、
友達を作りましょう。


別に、LINEを交換しなくてもいい、
習い事の時だけのお付き合いでも構わないので。

子どもが楽しく習い事を続けるためと思って。


特に3歳以上になると、女の子と男の子でコミュニティの作り方が変わってきます。


男の子は、行動でコミュニケーションをとりますので、体操教室や水泳教室でも、
同じような動き、同じようにおふざけをしてる子を見つけると、自然と仲良くなります。


しかし、女の子は言語でコミュニケーションをとりますので、
クラスで友達ができてないようすが見られたら、
クラスの前後で親が一役買って、友達つくりをしてみてはいかがでしょうか。


(3)先生と子どもの人数比


習い事の内容をより身に付けるには、
個人指導や少人数の方がいいでしょう。

ただ、個人指導や少人数だと、
「内容をマスターすること」に集中しすぎて、子どもにとって楽しさが減ってしまうのも事実です。


子どもは子どもの中で育ちますので、
ある程度人数がいた方がいいでしょう。


私もリトミックを決める際に、「この時間帯は岡田さんのみです」とか
「今、このクラスは2人で」とか言われると、先生がよくても躊躇しました。


しかし、子どもが多すぎも問題です。


特に、先生1人に対して子どもが10人以上は厳しいでしょう。


事実、息子が保育園の課外授業の英語がつまらなくてやめたのは、
先生1人に対して子どもが15人ほどいたからだと考えています。


先生1人では、学ぶべき内容が子どもに伝わらないこともありますが、
そもそも子ども一人一人に目が届きません。


子どもは皆、

自分のことを見てもらいたい

認めてもらいたい

と思っています。


親でも先生でも、身近な大好きな大人に、

自分の話を聞いてもらいたい

自分に話しかけてもらいたい

と思っています。


先生1人に10人の子どもでは、
子ども一人一人が満足できる対応は無理です。


特に、子どもが失敗したり嫌になったりしたときに、フォローできなくなります。


1人の子どもが失敗したり嫌になって泣き出したりしても、先生1人ではフォローできません。
ほかの9人の子どもたちのために、授業を続けなくてはなりません。


失敗したり嫌になったりして泣き出した子どもは、そのままフォローされることなく、
そこから離れるしかありません。


幼児期に、

・失敗したら立ち直れない、


・嫌になったらやめられる


ということを覚えてしまいます。



これは、この後に大きく影響します。


息子の同級生も、2度、このような経験をしてしまい、そのお母さまは、「次の習い事だけは、子どもに同じような経験をさせたくない」
と、新たにプールを習わせるときには
かなり慎重になられていました。


その子と息子は、この前からプール教室に一緒に通ってますが、今のところ、息子も友達も、
「2人で行く!同じプールバッグでずっと通う」と張り切っており、
そのお母様もホッと心をなでおろしています。

習い事は、子どもだけで通えませんから、曜日、時間帯、場所など親の都合で決めることも多いでしょう。

しかし、子どもが
  • 習い事で何を身に付けるのか
  • 何を経験するのか
  • 学ぶことは内容だけではない
ということをぜひ心に留めていただきたいです。

理科教育と幼児教育の編集ライター〜チャイルドマインダー、幼児教育トレーナーの視点から〜

生け花もプリザーブドフラワーも好きだけど、子育ては発見の連続で本当に楽しい&理数教育や幼児教育の経験を活かした仕事について綴ります。

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