地方でのびのびと育つ
幼児教育と理科教育の編集ライター岡田亜紀子です。
先週から今週にかけて、いくつか学校訪問させていただいたり、先生方のご意見を集めたりしております。
ある県での話。
その県は、位置的には関西圏にも関東圏にも出やすい県で、
基本的には、高校を卒業すると、皆が地元を離れるそうです。
その県内トップの県立高校で話をしていたのですが、話から感じたことは、
・一学年の半分以上が、東大か京大、阪大を目指す。
・東大、京大、阪大が無理ならほかの帝大を目指す。おそらく、一学年の4分の3は帝大志望になる。
ということです。
一緒にいた方が名古屋ご出身だったのですが、その方とは、
東京出身や名古屋出身の者からすると、現実の話として
どの時点でどのくらいの成績を出していないと帝大に入れないかが
誰にでもわかり、
安易に東大志望って言えなかったよね
と話していました。
小学生くらいまでは大きな夢を口にしていても、
現実がわかってくると、自ら大きな夢を語れなくなる都会っ子。
チャレンジする前に、高い壁を自分や周りの人が置いてしまう。
あまりにも高い壁なので、越えようともしない。
そんな都会っ子に比べて、
大きな夢を語り合い、
共に勉学に励み、
全力でトライしてみる。
どんなに高い壁でも乗り越えられないものはない、
とチャレンジできる。
チャレンジすること、外の世界に飛び出すことをみんなが応援してくれる。
子供らしく若者らしくいいな、と思いました。
子供の頃から都会の荒波に揉まれるのも良し、
地方で子どもがのびのびと育つのもまた良し
ですね!
岡田亜紀子
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