子どもが喜ぶ絵本の紹介(2)
おはようございます!
幼児教育、理科教育の編集ライター
岡田亜紀子です。
子どもも3歳になり、いつ、どんな絵本を喜んだか、まとめたいと思います。
これから子どもが生まれる方、子どもに絵本をプレゼントされる方、ぜひ参考にしてください!
(だるまさんシリーズやこぐまちゃんシリーズ、ぐりとぐらなど、ほんとにメジャーなものは今回は省略いたします。)
1)おやおやおやさい(福音館)
2)きんぎょがにげた(福音館)
3)きゅうきゅうしゃのぴーとくん(岩崎書店)
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1)おやおやおやさい(福音館)
「子供が野菜を食べてくれない!」
ママ友が数人集まれば、必ず聞かれる言葉です。
保育園や幼稚園では野菜を食べていても、家では食べない…
はあるあるですね。
まぁ今は好き嫌いで野菜を食べないとしても、野菜は好きになってほしい、
野菜に親しんでほしいというなら
この本をぜひおススメします!
ストーリーは、いろいろな種類の野菜がマラソンレースに参加する設定です。
筋肉むきむきのニンニク
スタートダッシュは良かったけれど、すぐにバテてしおれるパセリ
観客の拍手に照れるハクサイ
キュウリは急には止まれない
etc.
野菜の特徴を押さえていたり、言葉遊びのようになっていたり、
大人も一緒に読んでいて楽しめます。
後ろ見返しにひらがながずらーっと並んでいるのですが、
よくよく見ると、それは全本文の句読点抜きでした。
これも、造本としておもしろいとおもいました。
2)きんぎょがにげた(福音館)
これはかなり有名な絵本ですので、見たことがある方は多いと思います。
ビッグブックもあるので、幼稚園や保育園のイベントでもよく使われているようです。
うちの息子も、0歳からこの絵本を読んでいますが、3歳の今も楽しんでいます。
大きくなってくると、きんぎょがどこに逃げたかをあてるのではなく、
クイズを出してきます。
主人公以外にもカラフルなモチーフであふれていますので、
様々なストーリーを考えることもできます。
3)きゅうきゅうしゃのぴーとくん(岩崎書店)
とある本屋で見つけて立ち読みしたのですが、数日経過後、親子ともに絵もストーリーも頭から離れず、
手に入れることになった本です。
人を助けるとは?
人のために役に立つとは?
人生の大きなテーマを扱っています。
人を助ける救急車のぴーとくん。
救急車をタクシー代わりに使われても、イヤとは言えず、がんばるぴーとくん。
「人の役に立っているからがんばれ」
「人を助けるのはいいこと」
と言われても納得いかず、
もうこれ以上がんばれないと、
ぴーとくんは、「誰かの役に立つとは」考えます。
ある日、ぴーとくんは事故を起こし、助けられて……
何度も何度も読み返してしまう絵本です。
ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。
岡田亜紀子
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